ABOUT 01
WDSは「Well-being Designing Solutions」の略称で、若手社員が中心となるグローバルな提案型開発プロジェクトチームです。
ユーザーの視点とニーズを取り入れた製品の企画・開発を行っており、世界中の展示会でその成果をPRしています。
このプロジェクトは2016年、ヨーロッパの自動車部品展示会で来場者から「より使いやすい製品をOEMではなく、サプライヤーである東洋電装から提案してもらいたい」という声を受け発足しました。Well-being(心身の調和と幸福感)を製品を通して市場にお届けできるよう開発し、より快適な未来社会への貢献を目指しています。
MEMBER 02
WDSは、日本、中国、北米の3つの拠点で構成されているチームで、プロジェクトメンバーは各拠点の従業員です。
これまでに開発された7つの製品は、それぞれの国のお客様から高く評価されています。
ACTIVITY 03
WDSでは、市場調査から企画、制作、展示会でのPR活動に至るまで、プロジェクトチームのメンバーが一貫して担当します。このアプローチにより、ユーザーの意見が製品開発に直接反映されるだけでなく、展示会での来場者のフィードバックも製品改善に活かされています。
一連の開発プロセスを通じて、新たな発見を得ることで、より良い価値を提供し、社会への貢献を目指しています。チームメンバーには、子育て中のエンジニアも多くおり、ワークライフバランスを保ちながら活躍しています。さらに、プロジェクトメンバー以外のエンジニア、デザイナー、営業、品質などの部門も協力し合い、柔軟な運営体制を実現しています。
ACHIEVEMENTS 04
女性にとって使いやすいバニティミラーを開発しました。各国の女性ドライバーを対象に行った調査では、車を運転する際の困りごととして、バニティミラーが横長で高さがなく「使いづらい」「顔が見えにくい」という意見が多く挙げられました。
これらの問題を解決するため、各国のWDSメンバーが企画・制作に取り組みました。その結果、国によって異なるアプローチが採用され、新たなニーズが明らかになり、最終的には各国で仕様の異なる製品が開発されました。
保護者のニーズに基づき、子どもの安全のため製品の開発に取り組んでいます。
様々な展示会でお客様から寄せられた「子どもの安全に配慮した製品が欲しい」という要望を受け、車の使用時に発生する問題について実態調査を実施しました。調査対象となった5,000人の子どもを持つドライバーの多くが「車のドアで子どもの指を挟んでしまう」という問題に直面していることが分かりました。
挟んでしまった経験がある方々から状況を聞き取り、商業施設の駐車場で現場調査を重ね、問題解決のためのアイデアを出し、企画を進めてきました。現在、製品化に向けた検討を進めています。